- タクシーアプリ「S.RIDE」の特徴は?
- 実際にタクシーを呼ぶ方法は?
- 何かお得なキャンペーンはあるの?
本記事ではこのような疑問にお答えします!
ソニーのAI技術が使われたことで注目を集めている「S.RIDE(エスライド)」ですが、はじめて利用する方はいろいろと疑問に思うことがあるかと思います。
私は「GO」から使いはじめたのですが、その後「S.RIDE」も試してみて「これは非常に使い勝手が良い」と感じました。
対応地域こそ限定されているものの、提携会社が多いのでタクシーはすぐに来ますし、何よりアプリ名にもなっているとおりワンスライドで呼べるのが画期的。
今回は「S.RIDE」の特徴から、実際に配車を依頼し乗車するまでの流れをすべて解説するので、ぜひ最後までお付き合いください!
タクシーの配車はエスライド(S.RIDE)
S.RIDE Inc.無料posted withアプリーチ
GO タクシーが呼べるアプリ 旧MOV×JapanTaxi
GO Inc.無料posted withアプリーチ
「GO」についてはこちらの記事で解説しています↓
タクシー配車アプリ「S.RIDE」のここが凄い
はじめに、配車アプリ全般の特徴としてよくある
- 事前に料金・所要時間がわかる
- 車内で決済する必要がない
- ドライバーに行き先を伝える必要がない
こういった項目ですが、もちろんすべて「S.RIDE」にも当てはまります。
そのうえで独自の強みとしては、
- あと何分で来るのかすぐにわかる
- インターフェースが使いやすい
- キャンペーンが充実している
などが挙げられるかと思います。
順番に解説しますね!
あと何分で来るのかすぐにわかる
基本的にはどの配車アプリも、乗車地点と降車地点にピンを打ってタクシーを呼ぶ、というのが一連の流れ。
ただ、「S.RIDE」に関しては乗車地点にピンを打つだけあと何分で来てくれるか表示されます。
こちらは実際のアプリの画面になりますが、たとえば東京駅の近くにピンを動かすと「4~7分」とだいたいの時間を表示してくれます。
また、「S.RIDE」はアプリを立ち上げて最初の画面が、↑のような乗車地点にピンを打てる画面になっています。
ちなみに、これは「GO」もまったく同じで、私が「GO」をもっとも使いやすいタクシーアプリとして推している理由の1つでした。
ただ、今後は「S.RIDE」でも同じことができるようになったので、2つのアプリで到着時間をサクッと確認して、早く来る方でタクシーを呼ぶということが可能に。
その他の有名な配車アプリ「DiDi」と「Uber Taxi」は、起動時に降車地点を入力する画面になっており、乗車地点と降車地点をどちらも設定してからでないと、タクシーの到着時間が表示されません。
また、地域によっては実際に配車を依頼してからでないと、わからないこともありました...。
個人的にはタクシーを呼ぶ際に「あと何分で来るのか?」が特に知りたい情報なので、それがすぐにわかる「S.RIDE」「GO」はやはり使い勝手が良いと感じています。
インターフェースが使いやすい
「S.RIED」の一番の特徴は、なんといってもインターフェース(アプリ画面)の使いやさ。
先ほどもお見せしましたが、「S.RIDE」のホーム画面には
- 運賃計算方法
- 支払い方法
- 車種
などを設定する各種ボタンがあります。
これらをあらかじめよく使うものに設定しておけば、乗車・降車地点を決めて、あとは中央のバーをスライドするだけでタクシーが来てくれます。(使い方は後ほど解説します)
その他のアプリの場合は、乗車・降車地点を決めたあとに、車種や運賃計算方法を選択するページに次々と切り替わっていくので、ホーム画面ですべてが完結してしまう「S.RIDE」はとても考えられていると感心しました。
キャンペーンが充実している
どのアプリでも常時クーポン配布などを行っていますが、2024年時点で「S.RIDE」が実施しているキャンペーンは以下の3つ。
- 初回乗車時に貰える1,000円OFFクーポン
- 乗車ごとにポイントが貯まるライドプログラム
- 友達紹介で貰える2,000円OFFクーポン
①については初めて利用する際、タクシーの後部座席にQRコードがあるので、そこから1,000円OFFのクーポンが貰えるという仕組み。(詳細は使い方の章で解説します)
②のライドプログラムについては、1回の乗車ごとに1ポイントずつ貯まっていき、10ポイント貯まると抽選が受けられるというもの。
景品は毎月変わりますが、ソニー製の家電製品や割引クーポンが選ばれることが多い印象。
さらに、初めて抽選を受けたときには、その当選の有無にかかわらず友達紹介コードが発行されます。
そして、それを知人に教えることで、自分と相手それぞれ2,000円OFF(計4,000円分)のクーポンをゲット!
また、10回ごとに抽選が受けられるので、長く使っていけるアプリとしてもおすすめできます。(はじめに配布されたクーポンを使ったら、それ以降特典の無いアプリも多い)
さて、ここまで「S.RIDE」の優れている点をお伝えしましたので、少しだけ欠点についても触れておこうと思います。
対応エリアには注意が必要
基本的に他のアプリでできることはだいたいできますし、そのうえで独自の強みもある「S.RIDE」ですが、欠点があるとすれば対応エリアの少なさが挙げられるかと思います。
2024年時点で配車可能なエリアは以下のとおり。
S.RIDE 配車可能エリア
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、宮城県、愛知県、大阪府、宮崎県
より詳細な市町村については、こちらの公式サイトから確認できますが、ざっくり9つの都府県で利用可能となっています。
ちなみに、他の配車アプリと比較してみると...
- GO・・・45都道府県
- DiDi・・15都道府県
- Uber・・17都道府県
このように「S.RIDE」の数の少なさがやや目立ちます。(反対にGOの圧倒的な対応エリアはもっと目立ちます...)
ただ、提携しているタクシー会社の数は多いので、対応エリアこそ狭いものの、対応さえしていればタクシーはすぐに来る、ということはハッキリ言えるかと思います。
それが数年で9都府県まで増えたことを考えると、今後のエリア拡大にも期待ができそうです。
ということで「S.RIDE」の特徴についてお伝えしてきました。
次から実際の使い方の解説になりますので、ぜひ一緒に試してみてください!
「S.RIDE」の使い方や注意点を徹底解説!
1.インストール・登録しよう
まずは下記から「S.RIDE」をインストールしてみてください。
タクシーの配車はエスライド(S.RIDE)
S.RIDE Inc.無料posted withアプリーチ
アプリを起動したら「初めてご利用の方」をタップ。
次に電話番号を入力し、SMSに届いた4桁の認証コードを入力してください。
次に氏名・性別・生年月日を入力。(氏名はひらがな名字のみでOK)
続いて支払いに使用するクレジットカード情報を入力します。(スキップして後から入力してもOK)
2.タクシーを呼んでみよう
登録が完了すると以下のようなホーム画面が表示されます。
いますぐ呼ぶ場合
まずは、こちらで乗車地点・降車地点をそれぞれ指定します。
マップをスクロールしてピンを移動しても良いですし、下の欄に住所を入力してもOKです。(予約については後述)
どちらも入力すると、画像のように目的地までの所要時間と料金の目安が表示されます。
特に問題がなければ、このまま中央のバーをスライドすることで配車依頼が完了します。
設定できるのは以下の3つ。
- 運賃計算方法
- 支払い方法
- 配車設定
まず、運賃計算の方法ですが、以下の2つの方法があります。
- メーター運賃
- 事前確定運賃
「事前確定運賃」は乗車場所から降車場所まで走行したときにかかる料金を予測し、はじめに支払料金を確定させてしまうもの。
予想外の渋滞に巻き込まれも料金が上がる心配はありませんが、スムーズに到着した場合はメーター運賃の方が安くなります。
どちらが良いか一概に言えませんが、個人的にはメーター運賃の方が安くなるケースが多かったように思います。
次に支払い方法の設定ですが、登録時にクレジットカード情報を入力していない方は、こちらから設定しておきましょう。降車時に自動で決済されるので、車内で支払う手間を省けます。
ただし、車内決済にするとクーポンが利用できないので、スマートな乗り降りを体験するという意味でも、できればクレカ決済にしておきたいところ。
最後に配車設定ですが、こちらは車種やタクシー会社も細かく指定できます。
ただし、その場合通常よりも配車に時間がかかる可能性が高くなるので、基本的には「指定なし」にしておくのが良いかと思います。
以上が、乗車前にしておく3つの設定です。
特に変更が無ければ、今後は乗車・降車地点を決めて中央のバーをスライドすればOKです!
予約する場合
日時を指定したい場合は、画面下の「予約・空港」を選択し、乗車地点と日時を選択します。
入力したら「次へ」。
注意事項を確認し「注文へ進む」。
最後に目的地を入力し、先ほど解説した運賃計算・支払い方法・配車の3つを設定したら中央のバーをスライドして予約完了です!
3.乗車してみよう
配車依頼が完了すると、
- 到着時刻
- タクシー会社
- 車両ナンバー
などの情報が表示されます。
合わせて、タクシーの現在地もマップ上にリアルタイムで表示されるので、ある程度近づいてきたら乗車地点に行けばOK。
また、このとき画面内の「メッセージ」から、ドライバーにメッセージを送ることができます。
「定型文」にはよく使われそうな文章が予め用意されています。
「場所詳細入力」では、より具体的な待っている場所(目印)などを入力できますよ。
あとは指定した目的地に向かってくれます。到着したら運賃は自動決済されるのでそのまま降りてOK。
初回限定クーポンの取得
はじめて「S.RIDE」を利用する方は、先述したとおり車内で初回限定クーポンを取得できます。
後部座席にタブレット端末があるので、画面下の1000円分クーポンをタップしQRコードを読み取ってください。
引用:S.RIDE Nees
そしたら、クーポンコードが取得できるので、アプリのメニュー画面から「クーポン」→「追加」→「コードを入力」でクーポンがもらえます。
このクーポンは次回以降に利用可能なので、使いたいときはホーム画面の支払い設定からクーポンを適用してください。
4.領収証・ライドプログラムを確認しよう
乗車後、領収書を発行したい場合は、メニュー画面から「ご利用履歴」をタップ。
乗車履歴から今回のものを選択し「領収書の発行」をタップ。
あとは宛名・メールアドレスを入力し「メールで送信」をタップすると、入力したアドレスに電子領収書が送られてきますよ。
また、今回乗車したことでライドポイントが貯まったので、そちらも確認しておきましょう。
メニュー画面から「ライドプログラム」をタップ。
そしたら右上の乗車回数が1になっているかと思います。
ということで、以上が「S.RIDE」を利用する一連の流れになります。
最後に私が利用する際に気になったことQ&A形式でまとめたで、利用する前に目を通してみてください。
また、公式サイトのこちらのページにはよくある質問がまとめてあるので、気になる点がある方は合わせてチェックしていただければと思います。(かなりの数があるので、記事に載せきれませんでした...)
「S.RIDE」に関するよくある質問
A.料金の計算は各タクシー会社に準ずるので、アプリだからといって高くなるわけではありません。(電話で呼ぶ場合と同じです)
配車を依頼する場合、迎車料金として300~500円がかかりますが、これは電話で呼んだ場合もかかりますので、クーポンなどが使えるぶんアプリの方がお得です。
A.「いますぐ呼ぶ」「予約」どちらの場合でも、配車確定後にキャンセルが可能です。
ただし、キャンセル料がかかるケースがあるので、詳細はこちらからご確認ください。
A.事前にアプリから指定することはできません。経由地の追加や目的地の変更は直、直接ドライバーに伝えることで対応してもらえます。
A.支払い方法を「車内決済」にすることで、現金のほかにタクシー会社によってはQRコードなど各種支払い方法が可能です。(ただしクーポンは適用不可)
A.各クーポンの有効期限は、メニュー画面から「クーポン」をタップして確認ができます。
ということで「S.RIDE」について、特徴や使い方などを解説してきました。
記事中でもお伝えしたとおり、対応エリアの少なさを除けば現行最強の「GO」に匹敵するくらい使いやすいアプリです。
ではでは、参考になりましたら幸いです!