JR各線と京急本線が乗り入れる「品川駅」。
毎日100万人以上の方が利用していて、都内屈指(と言うより)日本屈指のターミナル駅として機能しています。
出張や観光でお越しの方の中には「不要な荷物を預けておきたい」と考えている方もきっといると思います。
とは言え、不慣れな駅だと
- コインロッカーはどこにあるの?
- スーツケースは入るの?
- そもそも空きはあるの?
といった不安がどうしても生まれてくるもの。
そこで、そうした不安を解消すべく、品川駅のコインロッカー事情を徹底的に調査し尽くしてきました。
本日はその結果をお伝えしますので、ぜひお出かけの際の参考にしてください^^
こんな方におすすめ
- 設置場所・サイズ・料金などを知りたい
- だいたいの空き状況を知りたい
- 空きが無い時ための荷物預かり所を知りたい
品川駅の全体像とコインロッカーの場所を把握しよう!
まずは、JR品川駅の全体像とコインロッカーの設置場所を抑えておきましょう。(※京急については後述)
複数の路線が乗り入れる巨大ターミナル駅と聞くと、「一体どんな複雑な駅構造なんだろう...」とついつい不安になりがちですが、品川駅の造りは非常にシンプル。
簡単に言うと、「中央改札」「北改札」の2つの改札と、「東口」「西口」の2つ出口がある。これだけです。
構内図を見ていただくとわかる通り、コインロッカーが設置されているのは、
- 中央改札内のL字部分に7台
- 北改札内のI字部分に5台
- 西口の階段を降りたところに4台
- 東口の階段を降りたところに4台
の計4か所です。(※新幹線乗り場にはありません)
- 半小型/300円 約14cm × 34cm × 64cm
- 小型/400円 約35cm × 34cm × 64cm
- 中型/500円 約35cm × 52cm × 64cm
- 大型/700円 約35cm × 87cm × 64cm
- 特大型/800円 約35cm × 120cm × 64cm
スーツケースを預けるなら大型以上が望ましいです。ただし、小さめのものなら中型でも入るかもしれないので、事前にサイズを測っておくと安心ですよ^^
- 取り扱い時間は始発から終電まで
- 午前2時を過ぎたら1日分の追加料金が発生
- 使用期間は開始日を含めて3日以内
- 現金または電子マネー対応の暗証番号式ロッカー(※一部鍵式ロッカー)
各路線ともホームは1階にあるので、電車を降りたら2階に上がり改札内のロッカーをチェック。空きが無ければ改札外のロッカーへ向かうと良いでしょう。(もしくは後述する荷物預かり所を利用する)
ちなみに、構内図のしずくマークのところには空き状況検索機があり、全4か所の空きの有無をチェックできます。
ただし、肝心の空き状況はというと...。
改札内のコインロッカーは混雑必至!比較的空きがあるのは改札外
もちろんこれは曜日や時間帯に大きく左右されますが、少なくとも私が行った時(平日のお昼頃)でいうと、改札内の2か所は9割ほど埋まっていました。
やはり、電車から降りて一番近くにあるロッカーなので、競争率はどちらも相当高め。なかなか空きが見つからず、スーツケースも転がしてさまよっている方もちらほら見かけました。
他のサイトの多くには「北改札内側のロッカーが穴場」とありましたが、個人的にはそこまで変わらない印象を受けました。
というのも、これまで北改札内のロッカーの多くは鍵式で、それゆえ空きが多かったそうなのですが、中央改札内と同じく徐々に暗証番号式が導入されているので、ほとんど差はなくなっていると思います。
それに対して、改札外の2か所はどちらも改札から離れるぶん明らかに空きが多いです。間違いなく穴場ロッカーと言えるでしょう。(特に東口側)
ですので、改札内のロッカーは「空いてたらラッキー」くらいの感覚でのぞいてみるのが良いかもしれません^^;
それでは、実際の写真と合わせて4か所のコインロッカーをサクッと確認したいと思います。
品川駅のコインロッカーを画像と合わせてチェック!
1. 中央改札内に7台
電車を降りて中央改札側の階段で2階に上がると、「エキュート品川サウス」を囲むようL字にロッカーが設置してあります。
- 半小型300円 5個
- 小型 400円 213個
- 中型 500円 149個
- 大型 700円 76個
- 特大型800円 10個
各ロッカーにはA~Gまで名前があるので、荷物を預けた際には覚えておいてくださいね^^
2. 北改札内に5台
北改札内側のコインロッカーは、各ホームへの階段脇にズラーっと一直線に並んでいます。
- 小型 400円 72個
- 中型 500円 68個
- 大型 700円 8個
先ほどお伝えした通り、徐々に暗証番号式へと変わっているので、以前ほど穴場とは言えなくなったと思います。
3. 西口の階段を降りたところに4台
中央改札を抜けて左側(北改札を抜けると右側)に進み、西口(高輪口)の階段を下ります。
そうしますと、まず階段を下りた右側に1台。
さらに、外に出て右に曲がったところに2台。
最後に、New Daysの先に1台設置されています。
- 小型 400円 50個
- 中型 500円 39個
- 大型 700円 20個
- 特大型800円 8個
ちなみに、最後の1台は鍵式ロッカーなので、他の3台に比べて非常に空きが多いですよ。(ただし、そのうち暗証番号式に変わる可能性が高いです)
4. 東口の階段を降りたところに4台
中央改札を抜けて右側(北改札を抜けると左側)に進みます。
そのまましばらく直進し、左側にある「アトレ」のエスカレーターを下ります。
下りて右に進むと、ロータリーに沿って計4台のロッカーが設置してあります。
- 小型 400円 96個
- 中型 500円 28個
- 大型 700円 3個
こちらは改札から最も離れるため比較的空いています。特に一番奥の1台は鍵式なのでほとんど空いていました。(こちらも暗証番号式に変わる可能性アリ)
ということで、以上がJR品川駅のコインロッカーです。
改札内の競争率は激しいですが、改札外と合わせればどこかしらに預けられるとは思います。
とはいえ、重い荷物を持ったまま探し回るのが苦痛だったり、そもそもイベントなどど重なってどこにも空きが無い可能性もなきにしもあらず。
ということで、そんな時に役立つ荷物預かり所をご紹介します!
空きが心配な時は荷物預かり所を利用しよう
先ほどの構内図を見ていただくとわかる通り、
- 中央改札を抜ける手前
- びゅうプラザの前
の2か所(☆印)には荷物預かり所があり、土日祝日限定で荷物を預かってくれます。
料金:サイズに関係なく1個800円
取り扱い時間:10:00~20:00
料金は一律800円なので、小さな荷物を預けるとやや割高感がありますが、空きを心配しなくてよい点を考えるとお役立ち度は高いでしょう。
荷物を預ける際には『ecbo cloak(エクボクローク)』というアプリからの予約が必須となっています。
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ちなみに、ecbo cloakで検索してみると、他にも駅周辺で荷物預かりサービスを実施している店舗(レストランやカラオケ店など)が見つかります。
あたりをフラフラする方は、そういうところに預けるのもアリですよ^^
京急品川駅のコインロッカーは2か所
京急品川駅のコインロッカーは、
- 2番線ホームの先頭車両側
- 1番線ホームの階段を下りたところ
の2か所に設置されています。(どちらも改札内)
- 小型/400円 約35cm × 34cm × 64cm
- 中型/500円 約35cm × 52cm × 64cm
- 大型/700円 約35cm × 87cm × 64cm
- 取り扱い時間は始発から終電まで
- 午前2時を過ぎたら1日分の追加料金が発生
- 使用期間は開始日を含めて3日以内
JRに比べて数は少ないですがそのぶん利用者も少ないので、全体として3~4割くらい空いているかなという感じでした。
もし埋まっていたら、改札を出て右側にあるロッカーエリアに預けるか、『ecbo cloak』を使って荷物預かり所を利用するとよいでしょう^^
1. 2番線ホームの先頭車両側
2番線ホーム(新橋・日本橋面)を先頭車両の方に進むと、ベンチの脇にコインロッカーがあります。
- 小型 400円 13個
- 中型 500円 3個
- 大型 700円 3個
こちらは100円硬貨のみ使える鍵式ロッカーになっています。
2. 1番線ホームの階段を下りたところ
1番線ホーム(羽田空港方面)から改札への階段を下りると、すぐ右側にコインロッカーがあります。
- 小型 400円 31個
- 中型 500円 5個
- 大型 700円 5個
こちらは現金または電子マネー対応の暗証番号式ロッカーです。
どちらもJRほどの競争率ではありませんが、もし埋まっていたらJRのロッカーもしくは荷物預かり所を利用してくださいね。
ということで、品川駅のコインロッカー情報をお伝えしてきました。
さすが日本屈指の利用者数を誇る駅だけあって、構内のコインロッカーはかなりの競争率。
ですので、記事中でもお伝えした通り、
- 平日・・・改札内をチェック → 改札外をチェック
- 土日祝日・改札内をチェック → 改札外をチェックもしくは荷物預かり所を利用
というように、曜日によって預ける方法を変えると良さそうです。
ではでは、参考になりましたら幸いです!